どうも、カヤック歴8年の@tateshuです!
カヤック乗りが必ず一度は悩むであろう「カヤックの保管方法」ですが、皆さんはこの問題ってどうしてますか?
僕は一軒家に住んでいるので屋外にカヤックの置き場スペースはあるんですが、自宅でどうやってカヤックを保管したら良いのかずっと悩んでました。
一番簡単なのは「ビールケースを2つ置いて、その上にカヤックを置くのもアリかな」とは思いましたが、それじゃあちょっとおダサですよね(笑)
そんな時こそ「カヤックスタンド」です。これなら確実に、そしてカッコよくカヤックを保管できます。今回の記事ではカヤックスタンドに必要な部材、作り方を解説するので、こんな方は必見です!
- カヤックの保管方法を教えて!
- カヤックスタンドってナニ?
- カヤックスタンドって自作できるの?
これからカヤックを買おうと思っている方にも参考になる記事なので、ぜひ最後まで読んでください。
カヤックの保管方法:カヤックスタンド
カヤックスタンドを自作する前は、釣りシーズン中はずっと車の上に積みっぱでした。自宅で積み降ろしする必要がないので凄くラクなんですが、絶対に車にもカヤックにも良くはないですよね。
なので、これからは自作したカヤックスタンドで自宅保管して、車にもカヤックにも優しい環境を作っていきます。
積み下ろしする僕の身体には優しくないですが(笑)
カヤックスタンドの部材|イレクターパイプ
カヤックスタンドですが、屋外に置くのを前提に風雨に負けないモノが必要になります。
そこで目を付けたのはコレ!
イレクターパイプ
メーカーの矢崎化工の公式サイトにはこうあります。
イレクターとは、アイデアから組立までの創造的行動に意味を託してネーミングした製品で、海外では「CREFORM(クリフォーム)」の名で親しまれています。パイプとジョイントとの組み合わせにより、いろいろなカタチをつくることができる組立素材です。
イレクターパイプは、鋼鉄パイプに、プラスチックを接着被覆してありますにので、丈夫で軽く、さらにパイプ内面には塗装が施してあるため、錆びに強く、清潔さを長く保つことができます。
屋外に保管するので耐久性は絶対に必要ですが、イレクターパイプなら問題無さそうなのでカヤックスタンドを作ってみます。
まずはイレクターパイプやパーツ類の調達からです。
イレクターパイプを揃える
必要なイレクターパイプは以下の5本。
- H-900:1本
- H-600:2本
- H-450:1本
- H-300:1本
数字は長さ(mm)を表しています。
ジョイントパーツなどを揃える
左上のパーツは”先端カバー”で、イレクターパイプの端のカバーです。雨などが入らないように装着します。
- J-110A:5個
下のパーツは”ジョイント”で、イレクターパイプ同士を繋げるパーツです。
- J-12B:1個
- J-7B:3個
右上のパーツですが、今回はパイプの高さ調整用に使用します。
- J-23B:4個
接着剤
イレクターパイプとジョイントパーツの結合部に塗布します。接着と雨や雪が隙間から侵入しないようにするためです。錆や腐食で痛まないようにするためにも必須アイテムです。
カヤックスタンドのDIY工程
それではカヤックスタンドを組み立てていきますが、部材点数も少ないので10分と掛からず組み立てられちゃいますよ!
まずは『H-600』に『J-12B』を通します!
次に『H-600』に『J-7B』を通します!
そして、合体!!
次に『H-900』に『J-7B』と『J-23B:2個』を通します!
コレを合体させます!『J-23B』が下に来るようにしてくださいね!
次に『H-450』に『J-7B』と『J-23B:2個』を通します!
コレを合体させると…
こんな感じになります!
最後に『H-300』を付けて組み立て完了!
ジョイント部の接着
位置が確認できたらジョイント部分をサンアロー接着液で接着していきます。
接着剤は速乾性がありますが、24時間程度放置しないと強度が上がらないので注意してください。
完成
1日放置した後に置き場に設置してみました。なかなか良い感じですね!
パーセプション『サウンド10.5』を載せてみます。ついでに緩衝材として水道管凍結防止用のカバーを装着しました。
ジャストフィット!
完璧です(^^)
屋外保管時の必須アイテム
カヤックスタンドを作ったらそのまま置いてもいいんですが、特に屋外保管の場合は追加アイテムがあると安心できます。
屋外保管時はカバーやシートは必須
このままスタンドに置いて保管したいところですが、置き場には屋根が無いので紫外線や雨からカヤックを守るため「カヤックカバー」を着けています。
特に紫外線は大敵で、カヤックの素材によっては著しく劣化することもあるのでUVカットできるカバーを選んでください。
ベルトや紐などで結ぶ
オレンジのベルトは以前使用していたラチェットタイプのタイダウンベルト。
台風や春一番などの強風時でも、カヤック本体やスタンド、カバーが吹っ飛んでいかないようにフェンスに括り付けています。
まとめ
今回は自宅保管用の自作カヤックスタンドについて書きました。
購入するイレクターパイプや部材さえ間違えなければ、不器用な僕でも簡単にDIYできたので、これからカヤックを買おうと思っている方、すでに持っているけど保管方法に悩んでいる方、ぜひカヤックスタンドの自作にチャレンジしてみてください。
ではでは!