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【図解】やってみよう!abu『アンバサダー5000C』のオーバーホール

2019年2月1日

皆さん、リールのメンテナンスはしていますか?

 
ワンシーズン使い倒したリールは、オイルやグリスが無くなっていたり、汚れがこびりついていたりと、リールにとって良い状態とは言えません。何もせずそのまま使ってしまうと、ギヤが痛んでしまったり、思うような飛距離が出なかったりと、釣りに支障が出ることもあります。

 
そこでオーバーホールです!
オーバーホールとは分解してパーツなどの修理や調整などメンテナンスすることです。

 
幸いなことにアンバサダー5000Cや5500Cなどは、他のリールと比べるとリール構造がすごく単純なので、不器用な僕でさえ自分でオーバーホールしてます!オーバーホールするか迷っているなら、ぜひ挑戦してみてください!

 
それでは、今回はこんな方向けに書きます。

  • オーバーホールに挑戦したい
  • オーバーホールの手順を知りたい
  • メンテナンスするパーツを知りたい

初めてのオーバーホールは不安もあるかもしれませんが万が一、元に戻せなくなったらプロにお願いしちゃえばいいんです!そのぐらい軽い気持ちでやってみましょう!

 

アブ・ガルシア『アンバサダー5000C』

僕のアンバサダー5000Cです!フットナンバーは「731002」なので1973年生まれです。今回はコイツをオーバーホールしていきますよ!

 
5500Cも基本構造は同じなので参考にしてみてください!

 
なお、今回のオーバーホールは分解・洗浄・注油を中心に作業します。

 
関連記事:オーバーホールは手間だからもっと簡単なメンテナンスだけで良いよって人はコチラ!

オーバーホールに必要な道具達

道具が無いとオーバーホールできないので、まずは僕が使っている道具達を紹介しますね!

  • マイナスドライバー
  • メガネレンチ10mm(ハンドルナット用)
  • パーツクリーナー
  • リール用オイルとグリス
  • 容器(クリーニング用)
  • トレイ
  • 歯ブラシ(柔らかめ)

100均やホームセンターで手に入る物ばかりで、大それた道具は何一つ要りません。しかも、一度買えばしばらく使えます。

 
それでは早速、分解して行きましょう!

オーバーホール:分解

まずはラインをセロハンテープで止めておきます。
これを忘れるとスプールを外す時にラインが邪魔してきます。

 
それではハンドル側を外します。まずは赤丸部分を緩めます。指で回らない場合はマイナスドライバーで!

 
完全には抜けないのでこの状態になればOKです。

 
外れました!

 
スプールも外しましょう。ブレーキブロックを無くさないように注意してください!

 
さて、次は反対側を外していきます。まずは赤枠のビスを外します。

 
外れました!

 
次はメカニカルブレーキにあるベアリングを外します。まずはここを緩めてください!

 
外れました!

 
裏側にはシムが入っているのでこれも外します。
スプール位置調整用なので枚数をメモなり写真を撮るなりしておいてください

 
ベアリングも外すとこんな感じです!

 
続いて裏面のコグホイールを外します!ビスを外すだけでOKです!Eリングじゃないのでラクですねー。

 
外れました!

 
次はウォームシャフト周りを外しますよ!まずは赤枠を外してパイロットガイドを取り出します。

 
外れました!

 
続いてこれをずらします。

 
ウォームシャフトが外れました!

 
ウォームシャフト周りのパーツ達です。

 
最後はハンドル周りを外します!僕のアンバサダーはハンドルを変えていますが純正と大きな違いはありません。それでは、まずはビスから。

 
次にナットです。

 
ビスを外します。
これでハンドルが外れます。

 
スタードラグは回して外します!

 
ハンドル周りが外れたので、次は赤枠のビス2本を外します。

 
ビスを外すとパカッと外れます。外れにくい時はクラッチを切ったりすると、外れやすくなりますよ!

 
ベアリングを外していきます!まずはココを緩めます。

 
外すとこっちにもシムが入ってるので、枚数は忘れずに記録してください!

 
ハンドル側のベアリング周りです!

 
次はメインギヤなどを外します!
ここがとても重要な部分です。フットナンバーによって入るパーツや順序が違うので、必ず写真を撮って元に戻せるようにしておいてください!

今回はワッシャーが一つですが、二つの場合は「( )」の状態になります!

 
続いてメインギヤ、ドライブシャフトなどを外していきます。順番に並べました!これを覚えていないと後で戻せなくて泣くハメになるので注意!!

 
後は、アンチリバースドッグ(ハンドルの逆回転防止用)とピニオンギヤを外します。

 
最後にスプールにあるパーツも外します!小さなリングで止めてあるので、外す時に飛ばさないように注意してください!

 
外れました!

 
これで一通り外し終わりました!プロの方は更に外すかもしれませんが「クリーニング」と「注油」をメインと考えればここまでで十分だと思います。

オーバーホール:クリーニング

次はパーツのクリーニングですね!

ベアリングやギヤなどは容器に入れてパーツクリーナー漬けにします。
漬けたまま数分間放置すると古いオイルやグリスが浮き上がってきます。ギヤなど歯の部分は取れにくいので、その時はブラッシングすると簡単に落とせますよ!

 
フレームやカップはパーツクリーナーで油汚れを落とた後、プラスチック類と一緒にお湯や食器用洗剤でキレイに洗い流せばOKです。

 
注意!プラスチック類はパーツクリーナーを使用すると劣化するので使用しないでください!

オーバーホール:注油

次は注油しながら組立てていきます!

撮っておいた画像やメモを見ながら順番にパーツをはめつつ、オイルやグリスを入れていきます。

使うオイルとグリスはシマノ純正のモノです。
僕は昔からコレを使っていますが、色々な商品が出ていますのでお気に入りのモノを使ってみてください!

 
それではオイルとグリスを注油していきます!まずは、稼働するパーツ部分にグリスを塗ります。程良く塗ってくださいね!

 
ドライブシャフト、ピニオンギヤ、アンチリバースドッグを装着します。ドライブシャフトとアンチリバースドッグにはオイルを数滴入れます!
アンチリバースドッグにドライブシャフトを挟んでください!これをやらないとハンドルが逆転しちゃいますよ

 
続いてドラグワッシャーですが、純正は湿式なのでグリスを塗って装着!

 
メインギヤを組みますよ!ドラグワッシャーにはグリスを塗ってください。
これをドライブシャフトに入れてください。

 
メインギヤとピニオンギヤにグリスを塗っていきます!シマノのグリスは飛び散るので、一度皿などに出して爪楊枝や小さな筆などを使うと塗りやすいです!

 
ワッシャーなどをドライブシャフトに入れていきます。入れる順番に注意してくださいね!

 
続いてハンドル側のベアリングを装着していきます!この状態まで組み立てたらオイルを塗ってください!
注意!ベアリングに塗るオイル量は数滴程度で、あまり多過ぎるとオイルだらけになっちゃいます。

 
キャップを締めて、この状態にします。
注意!アンチリバースドッグにドライブシャフトがキチンと挟まっているか確認してください!

 
次はカップを装着して、2本のビスで止めます!

 
ハンドルやスタードラグなどを付けていきます!

 
まずは、スタードラグを付けますが、コレの向きに注意してください!\(^^)/ですよ!

 
後は順番通りに付ければ、ハンドル側は完成です!

 
続いてフレーム側を組立てますよ!まずは、ウォームシャフトを組み立てていきます。

 
順番に組み立てていけば簡単にここまでいけます。

 
ギヤ部分にグリスを塗っていきます!

 
コチラ側にはオイルをちょっと!

 
ウォームシャフトにもグリスを塗りますが、ここは最後に塗った方が効率的です!

 
次はメカニカルブレーキ側を組み立てていきます。ベアリングはハンドル側と同じく、シムとベアリングにオイルを塗ってください!

 
次は裏側のコグホイールですが、装着してオイルを数滴入れてからビスを締めます。後は歯の部分にグリスを塗ってください!

 
スプールのパーツも装着してグリスアップ!

 
とうとうここまで来ましたねー!後はそれぞれ組み立てていきます!スプールのブレーキが付いているのを必ず確認してくださいね!

 
最後にウォームシャフトにグリスを塗ってハンドル回してを繰り返し行えば完了です!

 
後はハンドル、ドラグの効き具合など最終チェックしてください!

 
自分でやるだけでもスプールやハンドルの回転は良くなります!もちろんプロには負けますが、少しでも自分でやれれば楽しみが一つ増えますよね(^^)

 
注意!リールは必ずドラグを緩めて保管してくださいね!

まとめ

今回は『アンバサダー5000C』をメンテナンスするためにオーバーホールについて解説しました。

慣れるまでは失敗するも結構ありますが、自分でオーバーホールすることで、いつでも万全な状態でリールを使うことができるようになります。

 
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