考察なんて偉そうなタイトルを付けましたが、そんな大それた記事ではなくて、ローカルルールについて考えさせられる出来事があったので、自分なりの考えをまとめておきたいと思います。
今回の記事では釣りに特化したローカルルールについて書いていきます。また、ローカルルールとマナーの違いなども書いています。
この記事で誰かを批判や中傷する意図は全くありません。人それぞれ色々な考え方があるんだなと思って読んでみてください!
内容を書く前に僕の結論を書いておきます!
- みんなの為のローカルルールなら賛成
ローカルルールとは?
ウィキペディアより抜粋
ある特定の地方、場所、組織、団体、状況などでのみ適用されるルールのことを指す
ある特定地域にのみ根付いた古いしきたりも、言い方を変えればローカルルールです。他方から来た人は知る由も無い、昔から住んでいる人達にだけ脈々と受け継がれているルールです。
法律・条例等にも規定は無いけど、ルールを破ればペナルティが科されたり、酷ければ村八分にされるなど生活に支障をきたすため、その地に生活し続けるのであればローカルルールは遵守しなければならないものです。
ローカルルールとマナーの違い
ローカルルールは先に書いた通り、ある特定地域にのみ適用されるルールのことです。
一方、マナーはどこでも通用する基本的なルール、つまりは礼儀のことです。すれ違ったら挨拶を交わす、ポイ捨てはしないなど人として当たり前なことです。
釣りにフォーカスすれば、近隣住民に迷惑を掛けない、早朝・深夜に騒がないなど挙げたらキリがないですが、小さな頃から教えてもらってきたことですよね。
マナーは釣りを楽しむための基本なので、釣り人としてマナーが悪いのはNGです!マナーを守ることで釣りが楽しめることを絶対に忘れないようにしましょう!
釣りのローカルルール
今回の本題である釣りのローカルルール。
まず、釣り場における大前提を忘れてはいけないので先に書いておきますね。
- 公共の場所の釣り場は誰のものでもない
- 最低限のマナーは守る
多分に漏れず釣りにもローカルルールはありますよね。公共の場所で釣りをするには、その場所毎に定められたローカルルールを遵守しなくてはなりません。
例えばこんなルールです。
- 時間帯
- エリア
- 駐車方法
中には「面倒なルールだな!」と思うものもありますが地域住民・漁師・釣り人が共存するためのルールだと考えれば必要なものです。そしてそれは楽しく釣りができる環境を後世に残すためにも必要です。
もちろんこのようなローカルルールは賛成です!
しかし!
世の中には不思議なローカルルールがあります。
例えば
- 大御所お気に入りポイントでは釣りをしないこと
- ○時からルアー釣り禁止(他の釣りは制限無し)
悪意があるルールです(笑)
これらは共存するためのルールではなく、誰かが自分(達)のために作った既得権益を守るためのマイルールの場合がほとんどではないでしょうか?そうでなければ、明確で納得できる理由があるはずです。
でも、これについて関係者や管理団体に問い合わせても「わかりません」と言われて終了でしょう。
そのため、初心者や転居者などローカルルールに馴染みが無い人達にとっては大きな障害になり得ます。中にはこれに嫌気がさして釣りを辞めてしまう人もいるかもしれません。つまり既得権益を守ることは、釣り人口の減少に繋がり、釣具メーカーや釣具店を潰す可能性も孕んでいると言えます。
釣り人なら誰しもが魚を釣りたいと思います。だからこそみんながマナーを守り、みんなが楽しむ環境を作ることが、引いては釣り業界にとって大きなプラスになると僕は思います。
最後に
今回はローカルルールについて書きました。
解決策の提供はできないのが悔しいですが、ローカルルールと称したマイルールを押し付けるのは、釣り人としてマナーに反すると僕は思います。
誰しもが平等に楽しめる釣り環境を作る努力を、ベテラン含め釣り人全員でやらなければ、今後の釣りは衰退するばかりです。